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簡単♪フェルト作家が教える”ゆるかわ”フェルトマスコットの作り方

「フェルト手芸」という言葉で、いちばんに思いつくのがマスコットではないでしょうか?

子どもの頃に作った経験のある方も沢山いらっしゃると思います。

今回は、今人気の「ゆるかわ」な、ひよこちゃんのマスコットの作り方をご紹介しますね。

今回のひよこちゃんマスコットは以前私が手芸本に掲載させて頂いたマスコットのアイデアを元に、よりシンプルな形で制作しました。

形が崩れたり、顔がおかしかったり、縫い方が不規則でもそれが逆にユルくなって初心者さんでも、失敗することなく楽しく愉快な作品に仕上がること間違いなしです。

大きさも簡単に変えられるので、子どもから大人まで持つことができるのも魅力です。

型紙を6つに細かく分けたほうが、ボールのようにとても綺麗な球ができるのですが、ユルさを出すため
あえて4枚にしています。しかも4枚にすることによって、縫う場所が少ないので楽チンです♪

ちょっと不恰好な方が可愛い仕上がりになり、シンプルだけど、個性的な作品が生まれると思います。

是非お気に入りのマスコットを作ってみてくださいね!

それでは早速作り方に参りましょう♪

材 料

  • フェルト(6cm×13cm)
  • 綿
  • 刺繍糸(本体、目、くちばし)
  • リボン(2cm)
  • キーホルダーやポールチェーン

型紙を作る

コンパスで3cmの半円をかく

その円を起点にして半円を描く

ハサミで切る。

円の大きさは、作りたい大きさに変更して下さい。

本体を作る

縫い始める前の準備

作った型紙に合わせて、4枚カットします。
この時、セロテープなどでとめると切りやすくなります。

リボンの先に接着剤をつけて半分に折ります。
それを切ったフェルトの1つの先に5mm程残して接着します。

刺繍する

消せるチャコペンで、顔を描きます。

その上を刺繍します。
(基本はサテンステッチですが、チャコペンの上を塗り絵をする感覚で自由に刺しても大丈夫です。好きな形に近づけて下さい)

フェルトを2枚重ねて、巻きかがり縫いします。

1辺縫い終えたら、残りのフェルトを縫っていない方に合わせて同じようにまきかがり縫いで縫い合わせます。

これを繰り返します。

下の4枚のフェルトが重なった箇所は隙間ができないように4点を縫い合わせます。

最後の辺の半分縫ったら綿を詰めていきます。

綿をたっぷり入れることで、形が安定し、コロンとした姿がかわいらしくなります。
ギュウギュウに押し込めるように入れて下さい。

残りの辺も縫います。
上も4点をくっつけるように縫い合わせます。
縫い合わせる時、リボンにも糸を何度か通してリボンが本体からはずれないようにして下さい。

形を整えて、お好きなチェーンをリボンに通せば出来上がりです。

まとめ

初心者の方は、難しいように見えるかもしれませんが、同じことの繰り返しなので慣れてくれば簡単に作れます。

知らない縫い方や言葉があった方もいらっしゃるかもしれませんが、動画でもわかりやすく解説していますので参考にしてみてくださいね♪

少し大きめに作ると縫い易い場合もあるので、色々試してみて下さい。
色々な色で作っても可愛いですよ。